【超一流とは】有名コピーライターのノウハウが学べるおすすめ本4選【上級者向け】

2022年7月1日

 

とある男の子

超一流っていわれるコピーライターはどんなこと考えてるんだろう?

ノウハウや考え方がわかる本ってないかな……

 

そんな方の疑問を解決します。

 

こんにちは、カイです。

 

ぼくは未経験からキャッチコピーを作りはじめをはじめましたが、本で勉強&実践をくりかえして、公募受賞や直接依頼をいただきました。

 

 

 

キャッチコピーや文章に関する本は、いままで50冊以上読んでいます。

 

その中から、超一流のコピーライターの考え方がわかる本、ノウハウを惜しみなく解説している本4冊選んでみました。

 

それぞれの特徴をまとめていますので、興味のあるところからご覧ください。

 

コピーライターの神様の考え:『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。』

 

「コピーライターの神様」とよばれる仲畑貴志さんの、技術・工夫・発想のすべてが詰まった1冊。

 

最初のほうは広告ビジネスにかかわる内容で、最後に近づくほど表現についての話となっています。

 

全部で82項目ありますが、その中でもぼくがとくに好きな話はこの3つ。

 

27. 良いコピーを選べなければ、良いコピーは書けない。

63.みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。

82.パーになっちゃった。

 

それと、「早い話が」と「エビフライの尻尾」の話はコピーライターの間でとても有名ですね。

 

ほかにも仲畑貴志さんの人生が沁みこんでいるストーリーがてんこ盛り。

 

コピーライターの神様の考えを、じっくり味わってみませんか。

 

1コラム2ページ程度なので、エッセイみたいにすらすら読みやすいですよ。
カイ

 

 

 

コピーライターの神様のカタチ:『ホントのことを言うと、よく、しかられる。』

 

先ほどの『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。』と同時期に出版された仲畑貴志さんの作品集です。

 

コピー1,539本+エッセイ24篇の大ボリューム。

 

挿絵がないので字ばっかりですが、その理由を仲畑貴志さんはこう語ります。

 

ヒトには

イマジネーションというすばらしい能力があって、

一本のコピーから想像するというほうが、

楽しみかたとして豊穣であると思ったが、

どうだろう。

(収まりきらないというのが真の理由だが)

 

深いようでチャーミング。仲畑節が炸裂していますね。

 

表現は「考え」と「カタチ」で出来ている。そのカタチの部分がこの1冊です。

 

コピーライターの神様のカタチを、たっぷり味わってみませんか。

 

パラパラーっと眺めているだけで、かっこいいなぁ、しびれるなぁと胸いっぱいになります。
カイ

 

 

 

コピーライター殿堂入りが超解説:『新・名作コピー読本』

 

「コピーライター殿堂入り」のひとり鈴木康之さんが、コピー年鑑の名作ボディコピーを引用して、それぞれを濃く・厚く・詳しく解説されています。

 

鈴木康之さん曰く、素晴らしいボディコピーを生み出すために必要な条件は4つ。

 

  1. 何を書くべきかを決める頭脳
  2. どう書けば分かってもらえるかを知る常識
  3. どう表現するかに悩まない言葉のセンス
  4. そして①②③の不足を補う努力

 

いいボディコピーを生み出せる人は、人と時代に刺さるいいキャッチコピーを作り出せる人だそうです。

 

本書で紹介されている写経などのトレーニングに取り組んで、何度も何度も精読し、プロの技術と魂を修得しましょう。

 

ちなみにぼくは、この本に載っているボディコピーをぜんぶ写経しました。

コピーに対する見え方や心構えが大きく変わった気がします。

出会えてよかった、と心から思う1冊です。

カイ

 

 

 

超一流コピーライター大集合:『最新約 コピーバイブル』

 

先ほど紹介した仲畑貴志さん、鈴木康之さんをはじめ、秋山晶さん、一倉宏さん、眞木準さんなど、日本を代表するトップクリエイター53名のコピー作法を集めた贅沢な1冊です。

 

キャッチコピーだけではなく、TV・ラジオ・写真・デザイン・ポスター・ネーミングなど、さまざまな側面からコピーのいろはが学べます。

 

そして、本書のいちばん最初に書いてある仲畑貴志さんのメッセージ。

 

コピーライターをめざす、あなたへ

あなたがだれかになる必要はない。

あなたはあなたのコピーを書いてください。

 

ぼくはいいコピーが書けないときや、なかなか結果を残せないときは、この言葉を読み返してきもちをリセットし、また前を向いて書きはじめます。

 

超一流たちの言葉に触れて、知識やモチベーションをもらいながらコツコツ学んでいきたい人におすすめの本です。

 

巻末には古今東西の名作コピー集も載っていて、眺めるだけでホレボレしちゃいます。
カイ

 

 

 

まとめ:みんな最初はぺーぺーだった

 

いかがでしょうか。

 

超一流とよばれるコピーライターたちの思考は海よりも深く、その功績は光り輝いていて、まさに雲の上の存在です。

 

よくないとわかりつつ自分と比較して、「自分はなんてちっぽけなんだ……」と激しく落ち込んでしまいます。

 

ですが、そんな超一流の方々も、最初はやっぱりペーペーだったんです。

 

たとえば仲畑貴志さんの最初の頃はこんな感じ。

 

  • 工業工高機械科卒、広告業界未経験
  • 不採用通知36件、ほとんど書類審査で落ちる
  • はじめに入った会社を9ヶ月でクビになる
  • つぎの会社は副社長とけんかして6ヶ月でやめる

——『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。』より抜粋

 

コピーライターの神様ですらこのようなスタート。

 

ほかにも、「入社したらクリエイティブに配属されてコピーライターになった。何もわからないのに」と四苦八苦・紆余曲折・波瀾万丈なはじまりだった方も多いようです。

 

大変な毎日を一生懸命はたらいて、ノウハウや実績を蓄えながら、長い年月をかけて超一流になったんですね。

 

目の前の仕事をひとつひとつしっかり取り組んで、超一流への道を一歩ずつ進んでいきましょう!

 

以上、超一流コピーライターに関するおすすめ本の紹介でした。

またおすすめ本が増えたら、追記しますね。

カイ

 

 

P.S.

 

とある女の子

わざわざ本を買うのはちょっと……

 

という方にはAmazonの『Kindle Unlimited』『Audible』がおすすめです。

 

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どちらも30日間の無料体験がありますので、まずはお気軽に試してみてはいかがでしょうか。

 

ぼくも無料体験をしてみましたが、やっぱり本がいいなーと思って途中で解約しました。

でもキャッチコピーの本以外にビジネス書や自己啓発本をたくさん読めたのは、とてもお得で嬉しかったです。

カイ

 

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