キャッチコピーは作れるけど、なんだかイマイチなんだよなぁ。
もっと上手く作れるようなヒントが載ってる本ってないかな……
そんな方の疑問を解決します。
こんにちは、カイです。
ぼくは未経験からキャッチコピーを作りはじめをはじめましたが、本で勉強&実践をくりかえして、公募受賞や直接依頼をいただきました。
最優秀賞ありがとうございます✨
とってもうれしいです✨『しゅわ活』っていうワードがうまくハマってくれたかなぁと。クチコミやSNSなどで『しゅわ活』が広まって、多くの人の手に取ってもらえたら幸いですね。
賞品として入浴剤30日分いただけるそうなので、母にプレゼントしたいと思います😌 https://t.co/HaBwDc1i0O
— カイ🖋引きこもりコピーライター (@kaistory_B) September 21, 2021
ご縁あって、下関のアウトドアプロジェクトに携わらせていただきました。「動くなら下関」がキャッチコピーです。このコピーに決定するまでのピンチヒッターみたいな役割で参加。いつもとちがう緊張感を味わい勉強になりました。体と心を思いっきり動かしたい方、ぜひ下関へ🚴♂️https://t.co/3LXp8Sb3xw
— カイ🖋引きこもりコピーライター (@kaistory_B) April 2, 2022
キャッチコピーや文章に関する本は、いままで50冊以上読んでいます。
その中から、キャッチコピーの作り方がもっと上手くなる本、より深い考え方を教えてくれる本を5冊選んでみました。
それぞれの特徴をまとめていますので、興味のあるところからご覧ください。
目次
あなたの悩みもここにある:『広告コピーってこう書くんだ!相談室』
「広告コピーってこう書くんだ!読本」の続編となる本です。
悩めるコピーライターたちの「こういうところをもっとつっこんで教えてほしい」という質問に、谷山雅計さんがひとつひとつ答えています。
たとえばこんな質問。
- どうすれば、自分らしい個性のあるコピーが書けますか?
- 「たくさん散らかすコツ」を教えてください。
- 書いて散らかしたコピーの「選び方」がわかりません。
- コピー以外ではどんなことを勉強しておくといいでしょうか?
- コピーライターに「向き、不向き」はありますか?
キャッチコピーを書いていれば、どれもぶつかる壁ばかりです。
またこれからコピーを書く人にとっても、「そんな悩みが出てくるのか」と先に知ることができます。
この本を読んでモヤモヤを解消し、さらなるスキルアップにつなげましょう。
自分の内なる言葉を見つめよう:『「言葉にできる」は武器になる。』
「そもそも言葉とはなんだろうか?」という問いかけから、キャッチコピーの本質を考える1冊です。
梅田悟司さん曰く、人が言葉を生み出すプロセスは次の2段階。
- 自分の中にある意見を育てる (内なる言葉)
- 育てた意見を言葉に変換する (外に向かう言葉)
思考を深めていくことで、言葉をしっかり育てるという考え方ですね。
本の前半では①をじっくり解説し、後半では②に関するテクニックについて実例を交えながら紹介しています。
とくに「全ては書き出すことから始まる」という項目は、情報社会をいそがしく生きる現代人には大切な心構えだなぁと思いました。
キャッチコピーの理解をより深めるためにも、ぜひ読んでみてください。
表現がキャッチコピーを面白くする:『表現の技術』
数々のヒットCMを20年以上クリエイトしてきた高崎卓馬さんが、「伝わる表現」のテクニックや心構えを紹介してくれる本です。
CMはもちろんキャッチコピーを書く上でも、求められるのは「伝える」ではなく「伝わる」表現。
高崎卓馬さんは、表現の使命について次のように述べています。
表現の使命はひとつ。
その表現と出会う前と後で
その表現と出会った人のなにかを
1ミリでも変えること。
コピーライターのみならず、なにかを表現する人にとって核心となる言葉ですね。
そのノウハウとして、『人は笑う前に必ず驚いている』『起承転結のワナ』『ズレが面白さになる』など、目からウロコの内容がギッシリつまっています。
表現の幅を広げたい方、発想脳を鍛えたい方におすすめです。
キャッチコピーを作る前にやるべきこと:『ここらで広告コピーの本当の話をします。』
今まで紹介してきた本は、「キャッチコピーをどう書くか?」や「何をコンセプトに書くか?」がメインテーマでした。
本書では、その前に考えるべき「USP (競合優位性)」と「ターゲット」についてじっくり解説しています。
小霜和也さん曰く、コピーを作る流れは下記の順番とのこと。
- 競合の強みを調べる
- 依頼された商品・サービスの強みを知る
- USPを見つける
- ターゲットについて考える
- タグラインを書く
- コピーを書く
また時間配分については、「9割の時間を1~4にかけるべし」と述べています。
それほどコピーを作るまでの下準備がとっても重要だということですね。
マーケティングやキャッチコピーを作る姿勢について、しっかり学ぶことができる1冊です。
すべてはたくさん書くことからはじまる:『100案思考』
いいコピーやアイデアをつくるにはどうすればいいのか?
答えは簡単。たくさん書く。最低でも100案は考える。
こう聞くと「うっ、ムリ……」と拒絶反応が出てしまう人が多いのではないでしょうか。
でもそもそも、アイデアについて間違った思い込みをしている人が多い、と橋口幸生さんは述べています。
下記はよくある誤解例です。
誤解①:いいアイデアだけが、アイデアである
誤解②:アイデアとは「これまでにない新しいなにか」である
誤解③:アイデアとは、思いつきや、ひらめきである
誤解④:アイデアの良し悪しは、主観で決まる
本書ではこれらの誤解を解いてから、思考を形にする3ステップ(インプット→書き出し→選ぶ)を詳しくレクチャー。
また巻末では、ハンバーガーの事例を使ってシミュレーションしているので、実際の仕事にも応用しやすいようになっています。
アイデアが全く浮かばない、考え始めてすぐに頭が真っ白になる、という方にオススメの1冊です。
「つまらないコピーも書けないやつに、いいコピーが書けるわけない」という一文で、アイデア出しに対する心構えがとても楽になりました。
まとめ:凹んだら本を読もう
いかがでしょうか。
キャッチコピーを作ると、最初はぜんぜんうまく書けなくて凹みますよね。
どんどん自信をなくして、「自分は向いてないんじゃないか」と思うこともあるかもしれません。
でもそれは向いてないんじゃなくて、うまく作れる方法や考え方を知らないだけです。
そんなときこそ本を読みましょう。
プロのアドバイスを読むと、「なるほど!」と気づくことがたくさんありますし、モチベも上がってきます。
コツコツ実践すれば、数ヶ月後〜1年後には見違えるくらいのキャッチコピーが作れるようになるはずです。
めげず、あせらず、1歩ずつ成長していきましょう!
以上、キャッチコピーが上達するおすすめ本の紹介でした。
またおすすめ本が増えたら、追記しますね。
P.S.
わざわざ本を買うのはちょっと……
という方にはAmazonの『Kindle Unlimited』や『Audible』がおすすめです。
Kindle Unlimited:200万冊以上が読み放題、スマホやPCでラクに楽しめます
Audible:12万冊以上のプロの朗読が聴き放題、スキマ時間にラクにインプットできます
どちらも30日間の無料体験がありますので、まずはお気軽に試してみてはいかがでしょうか。
ぼくも無料体験をしてみましたが、やっぱり本がいいなーと思って途中で解約しました。
でもキャッチコピーの本以外にビジネス書や自己啓発本をたくさん読めたのは、とてもお得で嬉しかったです。